ホームヘルパーに求められる能力とは?

介護には、生活介護サービスと身体介護サービス、そして双方を兼ねたサービスがあります。

 

身体介護サービスが介護だと思っている人が多いでしょうが、訪問介護の場合はほとんどが生活介護サービスと言えます。その点も加味しながら、求められる能力を見ていきましょう。

 

体力

介護は体力なしでは出来ません。最初に必要な能力は体力でしょう。常に立ちっぱなし動きっぱなしの仕事です。

 

身体介助のほとんどが利用者の移乗や、体位変換など体重を受け止める仕事になります。腰痛、膝痛、肩や腕を痛めるヘルパーも多くいます。腰痛ベルトは必需品のようになっています。体力は不可欠な要素となります。

 

コミュニケーション

利用者の気持ちを思いやり、会話して信頼関係を作ることは介護職には欠かせない能力です。意思疎通が難しくなった利用者であっても、常に見ていると何を要求しているのか、どうしてほしいのか理解できるようになります。

 

利用者は話が出来なくても、ヘルパーは常に声掛けして反応を見ます。顔が緩んだり、目が開いたりと利用者もコミュニケーションを取ろうとします。コミュニケーション能力は信頼関係を築く上で最も必要となります。

 

連携と協調性

介護はホームヘルパー一人で行っているのではありません。ケアマネージャーのもと、医師や看護師、ケースワーカー、介護福祉士、社会福祉士、理学療法士、リハビリスタッフなど一つのチームとなって利用者一人一人に向き合っています。

 

チームケアの中で、利用者の一番近くにいるのがホームヘルパーになります。チームの一員として、利用者の変化や異常にいち早く気付ける位置に居ることを理解して、報告・連絡・相談を怠らない連携プレーが必要です。

 

そして、利用者に対してみんなで一緒にケアしているのだという協調性を持つことで、より良いサービスの提供が可能となります。

 

家事能力

ホームヘルパーの仕事で、訪問介護の場合はほとんどが生活介護サービスになります。食事の準備や掃除、洗濯、買い物など利用者が出来ない家事をすることが多い仕事です。

 

料理や掃除が好きでテキパキとこなす能力があれば、短時間に何件もまわる訪問介護には大変重宝する人材と言えるでしょう。