「ホームヘルパー2級」と「介護職員初任者研修」の違い

介護業界で初めて取得するのがホームヘルパー2級になりますが、この資格は2013年3月末で廃止となり、翌月4月からは介護職員初任者研修に変わりました。

 

双方は同じように介護職に就く人の初めての資格となります。

 

両者にどのような違いがあるのでしょうか?

 

大きな相違点

ホームヘルパー2級は、主に在宅介護サービスを念頭にした内容で講習が行われ、介護実習が必ず組み込まれています。その実習時間は、介護施設実習2日(16時間)、デイサービス実習1日(6時間)、訪問介護実習1日(8時間)が義務付けられていました。

 

ホームヘルパー2級は講習の全課程終了後には資格取得が出来ました。

 

介護職員初任者研修の内容は、在宅・施設の双方で共有できる内容に主体をおいています。今まで4日間を費やしていた実習は、実習受け入れ先などにより内容に偏りが生じていた為、廃止されました。

 

その時間を実技スクーリングに加算する形で、受講者は平等な実技を習得できるようになっています。また、以前の講習時間58時間も40時間に削減され、その講習時間分も実技に追加されました。

 

最も変わった点が、終了試験を設けたことです。試験で合格しなければ資格取得出来なくなりました。

 

実技スクーリング

資格取得方法が、通信制、通学制に関わらず、スクーリングは通学しての受講になります。

 

実技スクーリングが、ホームヘルパー2級⇒42時間+実習30時間であったのが、介護職員初任者研修⇒90時間+実習0時間になりました。

 

実技スクーリングによって、受講生が多くの介護技術を何度も何度も繰り返して実習し経験を積みます。施設実習での経験の偏りをなくし、資格取得後の介護現場でスムーズに介護に取り組むことが出来るのです。

 

終了試験

ホームヘルパー2級講座を受講すれば誰でも取得できた資格が、修了試験に合格しないと取得できない資格に変わったことで、難易度は高くなったといえるでしょう。

 

介護業界での最初の資格に合格することで、経験を積み専門職としての知識とスキルアップすることで、介護福祉士への道が開けていくことになります。