ホームヘルパーに適正はある?

人の手を借りて毎日を過ごさなければならないことは、高齢者であっても辛く情けない気持ちを持っているものです。本当は誰の手も借りずに、自分の人生を自分の力で生きたいと願っています。ホームヘルパーはそのような利用者の心に寄り添って、その人らしさを大切にすることが必要となります。

 

人の世話が好き、心をつかむ

介護職は、きれいごとでは無いハードな体力と精神力が必要な仕事であると言えます。毎日の介護は、相手が人である以上手抜きやいい加減が出来ませんし、許されません。

 

人のお世話をするのが好き、人の役に立つ仕事が好きでなければ勤まりません。利用者は、思うように動けないもどかしさや、気持ちが伝わらないことに苛立ちを感じて、ヘルパーに八つ当たりすることもあります。

 

そのような時でも、どうしたのかと利用者の話に耳を傾け、気持ちを汲んであげることが大事になります。明るく元気な笑顔で話を聞くことで心を開き、信頼関係が出来てきます。

 

責任感が強く、柔軟性がある

毎日の仕事で失敗が全くないということはありません。相手によって柔軟な対応を要求されます。Aさんにした対応がBさんには受け入れられないことは良くあることです。

 

それぞれ生きてきた環境が異なるのですから、当たり前のことです。ちょっとしたトラブルや失敗を恐れていては、仕事は進みません。やり始めた仕事は投げ出さない強さと、相手が変われば接し方を変える柔軟さが必要になってきます。

 

訪問介護では、時間や金銭にルーズな人は向きません。トラブルの原因になります。また、利用者家族や本人の個人的な情報も見聞きすることがあります。個人情報の守秘義務がある事をわきまえて行動しましょう。

 

身だしなみ、言葉遣い

ホームヘルパーは、利用者の一番近くに寄り添う仕事です。常に身だしなみを整え、清潔にしていなければ衛生面でも問題になります。また、品位を疑うような言動は慎み、利用者も一人の人間として尊重する気配りと言葉遣いが必要になります。

 

人が人を支えることは、相互の理解と尊重しあう気持ちが大切です。

 

ホームヘルパーの仕事は、公共性が高く何か問題が発生すると責任が問われる仕事です。それを忘れてはいけません。