ホームヘルパー2級とは?

介護の手を必要とする人は年々増加の一途を辿っています。それに比例するように介護施設や在宅支援施設も増えている現状にあります。

 

しかし、施設が増加して介護を必要とする入居者や利用者は増えても同じように介護者が増えているとは言えません。

 

介護に必要な知識

介護とは、ただ単純に援助を必要とする人に対して手伝いや世話をすることではありません。

 

その人が生きて来たそれまでの生活に出来るだけ変化をさせることなく、人としての尊厳をもって生きるためのお手伝い、日常生活面でのケア、援助、支援を専門的に行うのが介護です。

 

介護には、身体だけではなく精神に障害を持ち、日常生活に支障をきたしている人にも必要な状況に応じた専門的な知識が必要となります。

 

看護と介護

「看護」と「介護」は同じ行為を行うと混同することも多いようですが、源は同じと言われています。

 

看護職は疾病によって必要となる療養上(入院・リハビリなど)の世話や診療の補助となり、医師の指示によって、注射や処置などの診療の補助業務が主となります。

 

介護は、心身に障害があってもその人らしい生活習慣を可能な限り尊重して、身体的、精神的、社会的自立を支援するのを目的にしています。

 

この両者の業務は分別されるものではなく、相互に協力し合い、支援を必要とする人の自立を促すことが目的となります。

 

介護の専門家

高齢となれば将来に不安を持つようになります。可能ならばそれまで通りの生活を続けたい、人の世話になりたくないと考えるのは当たり前のことです。

 

その人として当たり前のことが、実際に出来なくなった時に必要となるのが介護者です。家族に負担が集中しているのも現状です。その負担を軽減し、生活の質を以前と変えることなく、介護する専門家がホームヘルパーになります。

 

介護は資格が無くても、必要とする支援を行うことは出来ますが、資格を取得することによって、専門的知識、技術や心構えを持ち、介護を行う上で一番必要となる“信頼”関係を築くことに有意義となります。

 

ホームヘルパー2級は、介護業界で一番最初に取得する資格になります。

 

社会福祉制度や社会的役割などの知識を得るのと同時に、介護技術の基礎と実践によって、直接利用者に寄り添い、介護することの意義を身につけるのです。