ホームヘルパーの仕事内容とは?

介護することは、利用者の人間としての尊厳にかかわることでもあります。その人が生きて来た今までを否定したり、修正しようとしてはいけません。

 

高齢者であっても、認知症の人であっても、心身の障害によって手助けを必要とする人であっても、介護を受ける人には羞恥心もプライバシーもあり、身体的精神的様々な苦痛を伴うことを知らなければなりません。

 

「生活援助サービス」と「身体介護サービス」

ホームヘルパーの仕事には大きく2つに分けることが出来ます。

 

@食事、掃除、洗濯など家事全般・・・・・・・・・・生活援助サービス
A排泄、衣服の着脱、入浴、移動など身体介護・・・・身体介護サービス

 

生活援助サービスにしても、身体介護サービスにしても介護職が利用者を理解して、本人の意志と権利を尊重し、人それぞれの生活がその人らしいものであるように支援することが重要となります。

 

生活援助サービス

現在、独居の介護必要者は増える傾向にあります。在宅支援により、自宅に居ながらサービスを利用する人も増えています。

 

独居での生活には、日常の生活支援(食事の支度や買い物、洗濯や掃除など)の家事の手助けも必要となります。排泄の介助や入浴の介助などと共に、日々の変化を知る目を持つことが大切になります。

 

また、一人で暮らすことは孤独との戦いでもあり、精神的にも拠り所を必要とする場合があります。機械的に接するのではなく、時間が許す限りでの会話によって、心に寄り添う介護が、お互いの尊重や信頼に繋がります。

 

身体介助サービス

介護認定により、ケアプランが作成され、サービス提供事業者と契約して利用者に介護サービスが開始されます。身体介護サービスには、より慎重な配慮と技術と信頼関係が必要となります。

 

排泄介助や入浴介助は、利用者の申し訳ないと思う遠慮や気兼ね、恥ずかしい気持ち、心身ともに苦痛を伴うことを理解して、プライバシーを守り、利用者の人としての権利を十分に尊重することを忘れてはなりません。

 

また、利用者の小さな変化にも気を配り、これぐらい良いだろう、次来た時に話そう、などと自己判断することは厳禁です。小さな変化を見逃すことなく、医療関係者と連携することで危険を未然に防ぎ、予測と予防によって利用者の安全を守ることに繋がります。